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ポートフォリオのリスク・リターン(2)

これまで、アセットクラスの標準偏差と相関係数は伝統4資産についてのものしか、見たことがなかったが、野村證券金融経済研究所の向井康晴氏が2005/6/14付の「リスク・バジェッティングとオルタナティブ投資の実践」と題したパワーポイントの資料のP-41にアセットクラスを32分類として標準偏差や相関係数を記載した表を掲載しているのを発見した。

これによれば新興国株式(MSCI EM)と国内株式(TOPIX)の相関が0.41、新興国株式と外国債券(WGBI ex-Japan)の相関が-0.11、新興国株式と外国株式(MSCI Kokusai)の相関が0.49となっていた。(なお、ぼくの予想では相関係数が0.7くらいと思っていた新興国株式と商品(GSCI Commodity)の相関は意外なことに0.02とほぼゼロだった。)

これをみるとインド、中国、ブラジルの株式投信のリスクを米国債を組み合わせることで緩和しようとしたぼくの作戦は良かったことが確認できた。

この表を使って計算した、11月末のぼくのポートフォリオのリスクは9.8%、期待リターンは4.8%となった。前回との相違は、伝統4資産に加え流動性資産と新興国株式をアセットクラスに加えた6資産で計算したこと。前回計算から除外した流動性資産(リスク0.75%、リターン0.02%)の構成比が21%を占めるためリスクとリターンが共に低くなった。
6資産になって、ポートフォリオのリスクを計算するのが面倒だったが1度、作っておけば、次に何をいくら買えばリスク・リターンがどう変わるか簡単にシミュレーションできるので便利である。

なお、この表によれば「商品」はすべてのアセットクラスとの相関がほ
ぼゼロと優れた特性を有するので「商品」を入れた7資産でポートフォリオシミュレーション・シートをつくるべきかもしれぬ。
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はじめまして。タロットと申します。

私はアセットアロケーションを組んだりするのが趣味なのですが、今回のしゅうんさんの記事、非常に参考になりました!

これからもちょくちょくこちらのブログを覗かせてもらいます。よろしくお願いします。


プロフィール

しゅうん

Author:しゅうん
・50才を超えたサラリーマン。家族はキャリアウーマンの妻、子無し。

・55才までにサラリーマンをアーリー・リタイアして、大学か大学院で人間や社会について学びたいと思っています。何を専攻するかのヒントを得るため各種の公開講座に参加するようにしています。

・アーリー・リタイアといっても、完全に仕事から引退するのではなく、週3日~4日は何らかの形で働きたいと思っています。ただし、その場合、好きなことを仕事にするようにしたいと考えています。

・アーリーリタイアの準備(資産形成、健康、生きがい、趣味等)を中心に記事をエントリーしています。

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