ぼくは、会社を辞めてからほぼ毎日、昼間にフィットネス・クラブに行っている。平日の昼間は、空いているだろうと思っていたが、中高年の女性と高齢の男性で、土日とあまり変わらない混雑ぶりである。
数十人の中高年女性は、毎日ジムに通い、中には弁当を持ってきて朝から夕方まで運動している人も多いようだ。
おそらく、この人たちは年金でいう3号被保険者だろう。公務員やサラリーマンの妻である専業主婦は、月15,020円の国民年金を払わなくても払ったものとされる扱いを受けられる。この人たちは、仮に結婚が30歳だったとして60歳までの年金掛け金、約540万円!の優遇を受けていることになる。
毎日、朝から夕方までフィットネス・クラブで過ごすような暮らしの人が年金掛け金を払わずに済むような、不公平な仕組みを維持したまま、税と社会保障の一体改革などと言われて、消費税引き上げは釈然としない。
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