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サヨナラ学校化社会

先日、出席した専修大学シンポジウム「生きづらさのゆくえ」が面白かったので、スピーカーだった社会学者の上野千鶴子著「サヨナラ学校化社会」を購入して読んだ。

以下、心に残ったことを列挙。(本の内容の要約ではありません。)

・自由平等の民主主義の社会とは、実は平等ではなく、人間社会はそれぞれ異なる処遇と異なる権力を付与された人々から成り立っている。下位にあるものにそれを合意させるために、「自分で選んだのだから」、「自分の努力が足りなかったから」と納得させる自己決定・自己責任の原理を導入した。

・ブルデューは学校はもともと階層差のある子供たちをもとの階層に再生産するための装置だといっている。

・自己実現の喜びを味わえるような仕事に、すべての人がめぐまれるわけではない。ほとんどの仕事は他人のために自分がしたくないことをやってあげて、そのかわりに報酬を受け取るものである。
よって、仕事の優先度を下げて自分の人生におけるシェアを減らし、逆に自分にとって優先度の高い活動(ex.趣味)を人生のメインにもってくるという選択肢もある。

・自分の人生をたったひとつの収入源に縛りつけ専門に特化する生き方から、ひとりがシングルインカムだけでなく、少額でもダブル・インカム、トリフ゜ル・インカムをもつ生き方もある。


●上野千鶴子さんの「一般向け」の本や講演はとても面白くてためになる。
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プロフィール

しゅうん

Author:しゅうん
・50才を超えたサラリーマン。家族はキャリアウーマンの妻、子無し。

・55才までにサラリーマンをアーリー・リタイアして、大学か大学院で人間や社会について学びたいと思っています。何を専攻するかのヒントを得るため各種の公開講座に参加するようにしています。

・アーリー・リタイアといっても、完全に仕事から引退するのではなく、週3日~4日は何らかの形で働きたいと思っています。ただし、その場合、好きなことを仕事にするようにしたいと考えています。

・アーリーリタイアの準備(資産形成、健康、生きがい、趣味等)を中心に記事をエントリーしています。

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