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中国は買い!

5連休に初めて中国を旅行した。成都をベースに黄龍・九寨溝を訪ねるパック旅行だった。

強く印象に残ったのは以下の点。

1.中国人は想像していたより豊かにみえた。

中国人の平均年収は日本人の1/10というが、大都市では少なくとも1/2以上はあるのではないか?

成都を走る車にアウディは珍しくなく、飛行機を使わなければ行けない辺境の観光地である黄龍・九寨溝には中国人の観光客で溢れていた(5連休のせいか、日本人観光客も溢れていた)。

また、成都の繁華街である寛巷子を歩く小姐たちのファッションや化粧は東京でみるのと変わらないほど垢抜けて素敵にみえた。都市には中産階級が誕生して増加中であるように思える。

2.中国人の商魂は逞しいを超えて、凄まじい。

ぼくの参加したツアーガイドの中国人は私的におみやげを斡旋するに留まらず、私的な観劇のオプショナルツアーを2つも催行した。

東京に支店をもつ四川料理の名店とされる店ではウェイトレスが、湯飲みや、パンダのポーチを売り込む。武候祠(諸葛孔明を祀る祠)の国立博物館の学芸員は、展示している工芸品を成都地震の復興のためと称して販売する。

(ただし、名目は寄付のお礼として、寄付の金額の多寡に応じた品物を渡す、という論理構成だった。ぼくの参加したツアーの参加者の老婦人は15万円を寄付して、木製の9重の同心球の細工物=木彫りの中空の球体の中に、木彫りの球体が入っており、それが九重になっている=をお礼に受け取っていた。ちなみに、国立の成都パンダ繁育研究基地では、15000円寄付するお礼に、子供のパンダを抱かせてくれて写真を撮ってくれる。) 

稼ぎたい、豊かになりたい、という中国人の欲求を強く感じた。

3.「中国に譲り合いという言葉はありません。」
上記は、九寨黄龍空港に向かうために、成都空港の手荷物検査のために行列していたときに、別のツアーの日本人添乗員が叫んだ言葉だ。列の前にどんどん、中国人が割り込んでしまうため自分が引率するツアーの日本人が、なかなか前に進めないことに焦れての叫びだった。

観光地の写真撮影スポットであれ、渋滞中の道路であれ中国人はおとなしく順番を待とうとはせず、隙があれば割り込んで少しでも前に出ようとする。

4.中国ではまだインフラが不足している。

中国では中産階級が誕生し、それを羨む人々がそれを追いかけている。みんながアグレッシブに豊かになることを追求している結果、中産階級はすごい勢いで増加している。

その結果、中国人の国内観光客も急増しているようだ。空港、観光地のレストランやトイレはどこも大混雑で長蛇の列ができていた。空港の待合室やレストランで席を確保するのが大変な状況で、明らかにキャパシティが大幅に不足している。官民とも設備投資へのニーズは強い。

5.中国人は衛生観念に乏しい。
見た感じでは、レストランの食器や箸は、ちゃんと洗ってあるのか疑わしく、トイレの掃除は行き届いていない。近年、旅行したエジプト、タイ、フィリピンの方が衛生状態ははるかに良かった。

6.中国は買い!

中国人は、金を稼ぐためにアグレッシブに努力しており、稼いだ金を豊かな消費生活のために散財しているようにみえる。

投資をいくら拡大しても、財やサービスの消費需要の急速な拡大に追いついてないようだ。中国経済は、外需が頓挫しても内需だけで相当の成長が可能に思える。

経済の高度成長はまだ少なくても10年は続くのではないか?

9/24現在の上海総合指数のPER21.1は中国経済の成長を考えれば、まだ買える水準のように思える。少なくとも、今持っている中国株式の投信はPERが30を超えるまでは売らないでおこうと思う。(投資は自己責任でお願いします。)

残念であるが、自分を含め大多数の日本人には成長のためのバイタリティが不足しているので、日本は経済的には衰退のプロセスにあるように感じる。将来、経済的には中国のコバンザメとしてしか生きて行けないことになるのではないかと思う。

次ぎは上海や北京に行こうかな、それともインドに行こうかな。


パック旅行についての感想。
参加したツアーメンバーは、夫婦5組(60歳以上2組、50歳以上3組)+30歳台女性ペア2組+40歳台男性1名+40歳代女性1名の計16名(男性6名、女性10名)。年齢は推定。

明らかに退職世代の2組の夫婦がなぜ、割高な5連休のツアーに参加したのかは理解不能である。質問するのは失礼かと思い、質問できなかった。

1.参加形態を問わず、女性同士はそこ、ここで自然に話が弾むのに、男性同士は話が続かない。

自分がパック旅行にひとりで参加するときは、よほど自分から積極的に話しかけないとグループで浮いてしまうことを肝に銘じよう。

2.爺さんのグループがいるツアーは避けるべし。
九寨溝では、他のツアーの一行11名と一緒のバスで観光した。

その中に、75歳前後の爺さん3名のグループがいた。この3名が最悪で、集合時間に大幅に遅れてもガイドが説明しなかったから遅れた、(ガイドはもちろん、説明しており他のメンバーは聞いていたので集合していた)、と開き直って謝らないし、バスの中でガイドが販売する私的なみやげ物を買うひとに向け、「ガイドのアルバイトにつきあう人の気がしれん。」と大きな声で話す。

ツアー客は、みんなガイドの私的なアルバイトということは承知で買っているのだが、彼らは「自分たち以外のツアー客がバカだからそれも判らずに買っている」と判断し、みんなにそれを教えようとしていた。善意の発言というよりは、「自分たちは年寄りだが、お前等よりずぅ-っと賢いんだ。」とみんなにアピールするための発言と感じられた。その根拠のないプライドに辟易とした。 

あげくのはてには、自分たちが疲れたので、予定されている最後の方の観光スポットはスキップしてホテルに帰ってくれ、とガイドに談じる。もちろん、そんな言い分は通らず、他の人が観光している間、彼らはバスで休憩することで決着。

ガイドがツアーを盛り上げようとしても彼らがぶち壊す発言するので、盛り上がらない。

ぼくたちは、1日この爺さんたちに付き合っただけで済んだが、彼らとずっと一緒のツアーの残り8人は誠に気の毒に思う。日本の若者のマナーより、年長の爺さんとか、オバさんのマナーの方がずっと悪いと思う。
将来の自分への自戒を込めて・・・。
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プロフィール

しゅうん

Author:しゅうん
・50才を超えたサラリーマン。家族はキャリアウーマンの妻、子無し。

・55才までにサラリーマンをアーリー・リタイアして、大学か大学院で人間や社会について学びたいと思っています。何を専攻するかのヒントを得るため各種の公開講座に参加するようにしています。

・アーリー・リタイアといっても、完全に仕事から引退するのではなく、週3日~4日は何らかの形で働きたいと思っています。ただし、その場合、好きなことを仕事にするようにしたいと考えています。

・アーリーリタイアの準備(資産形成、健康、生きがい、趣味等)を中心に記事をエントリーしています。

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