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年金受給権等を含む個人のバランスシート作成

先日、厚生年金/退職年金の金額を調査したので、年金受給権等を含む個人のバランスシートを作成してみた。

前提条件は、2009/3に退職して以降は労働収入ゼロ、90歳まで生存、退職金はリストラなので1年分の年収割増、退職金は40%を一時金で受取、60%を60歳から年金として受取、厚生年金制度は現行制度維持、現在、賃貸中の実物不動産は後11年間、現状条件で賃貸して売却、将来収入は2%で割引して現在価値に換算する、といったところ。

個人の年金受給権を含む現在価値で表した資産構成

by 投資信託のガイド:ポートフォリオグラフメーカー



90歳までに必要と思われる基本的な生活費を2%で現在価値に割り引いた負債の金額は、ほぼ資産金額に一致しているので、ちょうど純資産はゼロとなった。

資産の算出時の計算で、ブレが出るリスク要因は、実物不動産の売却価格の下ブレ、厚生年金制度の改悪と、勤務先の存続不能による退職年金の改悪である。

負債の算出では、基本的な生活費しか計上してないので、大学/大学院の学費、海外旅行等の費用が賄えないこと、が問題である。

あと数年働けば、基本的な生活費にかかる負債が減少し、金融資産が増加することで純資産が増加し、純資産によるリスク要因をヘッジするためのバッファが形成できる計算である。
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好球を待つ忍耐力

生命保険の配当剰余金と財形年金の解約金が入金されたので、証券会社に送金した。

これで、バッターボックスに入って良い球が来たら打つばかりの体勢ができた。

悩ましいのは、購入予定のリート(個別銘柄)は、利回りから見れば、ぼくにとってのストライクゾーンに入っていることである。

一方、ぼくの相場観(思いこみ)からすれば、なにかイベント(不動産会社の倒産、GMのチャプター11申請)によって、狙っているリートの連れ安の局面が来るような気がする。

かといって、買い損なっているうちに値段が上昇して、ストライクゾーンからはずれてしまう可能性もある。

しばらく待つべきか、すぐ買うべきか悩ましい。

好球を待てるか、ぼくの忍耐力が試される局面である。

負債指向のリタイアメント・プランニング(2)

(前回からのツヅキ)

手順としては、

①毎月の必要生活費を決めて、平均余命で延長する。(設例では103百万円)

②物価スライド制度のある終身年金の受取額を計算する。(設例では、67百万円)

③インフレ・リスクにさらされているのは、毎年の①から②を差し引いた不足額と考える。

④上記③の毎年の不足額を割り引いて現在価値に換算する。(設例では割引率1%を採用し、32百万円)

⑤ここで、計算された負債32百万円について、毎年のキャツシュ・アウトに対応した、キャッシュ・インと流動性を確保する資産ポートフォリオ(ALM枠)を作成する。ALM枠の中核は、有期年金、国内債券とするが、リート、分配型外債投資等リターンの源泉が主としてインカムである資産はこのALM枠の投資対象となる。

⑥リタイアメントするときの資産からALM枠の資産金額を差し引いたものが投資枠となる。投資枠では国内債券以外の内外株式で運用し、計画以上の豊かな消費生活を実現するためのものとする。

ぼくの理解能力と説明能力の不足から、良く判らない記事になってしまった。退職時期が近づいている方は、是非、元の論文をご覧下さい。(角田康夫著「負債指向のリタイアメント・プランニング」
www.tr.mufg.jp/houjin/jutaku/pdf/c200604_2.pdf)

この論文では、基本的な生活費に対応したALM枠と、+α部分の投資枠を分けるというアイデアを呈示し、枠の金額をどのように配分すればよいかという考え方が明確に示された点が参考になった。ALM枠を国内債券中心のポートフォリオにしておけば、今年のような株式等の大暴落があっても安心できる。



負債指向のリタイアメント・プランニング(1)

ぼくは、退職後のアセツト・アロケーションがどうあるべきかについて考えている。現在のアセット・アロケーションは、現役世代の資産を増やすのに適したものである。(現実には大幅に資産は減少したが・・・、涙)

インターネットで調べていたら、角田康夫さんの「負債指向のリタイアメント・プランニング」
www.tr.mufg.jp/houjin/jutaku/pdf/c200604_2.pdf  がヒットした。

これは、退職して死ぬまでの間の生活費を負債と評価して、それを賄うための年金や資産運用を検討しようとするものだ。

これは、退職後の資産運用を、安全確保のALM枠(コア)と高いリターンを追求する投資枠(サテライト)で構成される二極ポートフォリオを提案するものである。

このツヅキは、後日。

確定給付企業年金

厚生年金の受取見込みが判ったので、あとは企業年金の受け取り見込み額がわかれば将来のプランが立てやすい。

ぼくの勤めている会社は、退職金の全部または一部を年金形式で受け取れる。年金で受け取る場合の運用利回りは固定金利になっているようだが人事部に照会するのは退職検討中と誤解されるリスクがあるような気がしてこれまで照会してなかったが、思い切って照会してみた。

その結果、現在の長期金利水準を前提にすれば、退職金の60%は60歳から支給される確定給付の企業年金の形式で受け取ることが魅力的な選択であることが判った。(退職金の40%については年金として受け取る場合の利回りが悪いので一時金で受け取った方が良いようである。)

しまった!

これまで、退職金を全額一時金でもらってそれを65歳からの厚生年金満額受給までの間の生活費に使えば良いとなんとなく思い、運用資産をすべてリスクアセットに投じてしまっている。

退職金の40%しか一時金でもらわないとすると会社から借りているローンを返済すれば残額が微々たるものになる。そうなれば、早期退職後の生活費の準備のため、これからは投資でなく貯蓄しなければならぬ。

問題は、ぼくの勤務先が確定給付年金の条件を維持できるかである。残念ながらぼくの勤務先は将来の存続に確信がもてない会社である。企業年金の受給権がどの程度堅固に保護されているのか企業年金の制度を調べた上で、全額一時金で受け取るのか、60%を年金で受け取るのかを決めることにしよう。

厚生年金の受給見込み

50歳を超えると社会保険事務所に行くと、年金受給金額の見込み額をシミュレーションしてくれる。ぼくは50歳を超えているので、社会保険事務所に行って見込額を聞いてみた。

朝、9時15分に社会保険事務所に着いて、受付機械が発券する番号札(8番)をとって、質問票に聴きたい事項を記入して順番を待った。ぼくの行った社会保険事務所には窓口が5つあるが、すべて先客がいた。15分待ったところで、ぼくの順番がきた。

①すぐに会社を辞めて、厚生年金を脱退、②5年後に会社を辞めて厚生年金を脱退、③10年後に会社を辞めて厚生年金を脱退、の3通りのシミュレーションをやってもらった。意外にも、窓口の人の対応はまともなものであった。

ガ~ン! いずれも、思っていたより報酬比例部分の年金の額が50万円も少なかった。毎年のことなのでこの差は大きい。ニュースでなんとなく聴いていた、基礎年金部分を含めた年金の所得代替率が「現役の所得」の約半分という説明は、いったいなんだったんだよ!

政府の説明が当てはまるのは、妻が専業主婦で本人が平均的な所得の場合なのか?(僕の奥さんはずっと働いている。)

僕が後10年間、厚生年金に加入し続けて、かつ、現在の所得が維持できた場合で、65歳から基礎年金+報酬比例年金を満額受給する年金の額は、現在の税引前年収の1/4にも満たない。

たぶん、「現役の所得」というのは、本人の現役最後の年収ではなく、現役時代の平均の年収という意味、または、現役雇用者全体の平均年収の意味と思うので、ぼく個人の現役時代のピークの所得で計算するのは間違いだろうが、年金の報酬比例部分で、なにかインチキなことがされているような気がする。

国民年金には税金が投入されているので、平均年齢まで生きた場合の支払い額累計<受給額、になりそうな気がする。年金納付しない人が多いようだが、実はお得な制度かもしれない。

厚生年金は、妻が専業主婦の場合は、妻分の保険料を払わなくても妻の分の基礎年金分が受給される。その分は、独身の雇用者と配偶者が働いている雇用者が負担している。検証を要するが、平均寿命まで生きた場合、(後者が負担していた厚生年金の掛け金+雇用主が負担していた掛け金)>後者の年金受給額の可能性もあるかもしれない。

(もし、これを読んで下さった方で、社保庁勤務の方、社労士さん、または厚生保険制度に知識のある方がいらっしゃれば、この疑いの真偽につきご教示下さい。)

更にガ~ン!会社を辞めた後、60歳まで国民年金を払えば満額支給を受けられると思っていたが、ぼくは学生時代に国民年金を払ってなかったので、62歳まで国民年金を払わなければ、満額受給の条件である40年支払いを満たせないことが判った。

ちょっと計算は狂ったが、誤った甘い見通しに依存したライフプランを現実に沿ったものに作りかえるデータが得られて良かった。

家計簿による支出構成の把握

じゅん@さんのブログ、「投信で手堅くlay-up!」 (http://www.lay-up.net/)の2008/1/11のエントリである家計簿実践法 1に刺激を受けて、2008/7-2008/10の4ヶ月間、家計簿をつけていた。 結果を「ファンドの海」のブロガーであるイーノジュンイチさんのツールで円グラフにしてみました。

by 投資信託のガイド:ポートフォリオグラフメーカー


可処分所得の1/3を投資しているとは、我ながら天晴れ!である。
結果を分析して節約のタネを見つけるのに使うつもりだったが、後で見直してもムダづかいも大してしてない。特別に、支出の見直しをする必要もなさそうだ。

「ファンドの海」さんのポートフォリオグラフメーカー使用

by 投資信託のガイド:ポートフォリオグラフメーカー



ブログ「ファンドの海」さんが、ブログに円グラフを貼り付けるソフトを作成して公開してくれたので早速、利用させていただきました。

上のグラフは、10月末の資産状況です。アセットクラスは分散してますが、2008/9-2008/10と2ヶ月連続してすべてのアセットクラスで評価損を記録しています。年初来の評価損はぼくの年間資金余剰金額の5年分になっています。

埋蔵金はまだ、現金化できないうちに為替も、株価も大きく反発してしまいましたが、価格推移をウォッチして、投資チャンスに備えるつもりです。




プロフィール

しゅうん

Author:しゅうん
・50才を超えたサラリーマン。家族はキャリアウーマンの妻、子無し。

・55才までにサラリーマンをアーリー・リタイアして、大学か大学院で人間や社会について学びたいと思っています。何を専攻するかのヒントを得るため各種の公開講座に参加するようにしています。

・アーリー・リタイアといっても、完全に仕事から引退するのではなく、週3日~4日は何らかの形で働きたいと思っています。ただし、その場合、好きなことを仕事にするようにしたいと考えています。

・アーリーリタイアの準備(資産形成、健康、生きがい、趣味等)を中心に記事をエントリーしています。

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