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両親の資産運用(4)

両親の資産のアセットアロケーション案を作ってみた。自作のエクセルシートに適当に数字を入れ替えながら良さそうな組み合わせを適当に試行錯誤してやってみた。アメリカのFPはOptimizerというソフトウェアで最適配分を計算するらしいが数学の知識もない、ソフトウェアもない素人ではやむをえない。しかし、日本のFPはどうやって最適配分案を計算しているのだろうか?
        
流動性     10%
日本債券    35% 
日本株式    15%
外国債券    15%
外国株式    10%    
その他     15%
リスク     4.4%
リターン     4.3%
シャープレシオ   0.98

流動性     10%
日本債券    25% 
日本株式    25%
外国債券    15%
外国株式    10%    
その他     15%
リスク      5.9%
リターン     4.7%
シャープレシオ    0.80

原データの日本株式は1985-2005のデータでそのまま使用するには期待リターンが低すぎると思ったので期待リターンを6.0%と置いたが、日本株のボラティリティが高すぎてリスク・リターン効率の悪い資産となっている。これが日本株式の割合を高めるとシャープレシオを悪化させる原因となっている。

日本株式20%と30%のアロケーション案を追加して、両親に選択してもらおうと思う。本当は、日本株式15%のアロケーションにしてほしいが、株式投資が父の趣味であることを考えれば25%、リスク6.0%までなら仕方ないか?
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両親の資産運用(3)

両親の資産運用について、アセット・アロケーションの組み替えのアドバイスをするため、証券会社の報告書を預かって検討した。

まず、現在のアロケーションを調べる必要がある。母の保有している外国債券と外国投資信託については、時価データが間に合わないので、外貨の単価は取得時のものを用い外貨の円換算レートは現在のものを使用して資産時価と仮置きした。父の保有する2つのバランス型投信は、中に含まれるアセットクラスごとの構成比によって資産額を分解して把握することとした。また、両親のポートフォリオをひとつのものとして把握することとした。

以上の結果、アセット・アロケーションは流動性9%、日本株式46%、外国株式12%、外国債券26%、その他7%である。リスクは10.0%、リターンは5.2%、シャープレシオ0.52となっている。(ベースデータは、過去に紹介した野村證券金融経済研究所の32資産のデータをベースに、日本株の期待リターンを6.0%に修正して使用)

今後の段取りとしては以下のステップで作業を進めたい。

第1段階としては、リスクを5.0%以内でシャープレシオがなるべく高くなるようなアロケーション案を2通り作り、両親に提示してゴールとなるアロケーション案を決定する。なお、日本株投資については父の趣味でもあるので出来るだけ多くの割合を残せるように案をつくる。

第2段階として、アロケーション案に基づく具体的な商品構成と、実際の移行プランをたてて提示する。

両親の資産運用(2)

正月に実家で、両親の資産の証券会社の報告書をみた段階で、リスクの高い運用をしていることが判った。両親に資産運用の目的を質問してみた。

回答は、「いざという時に備えて、少しでも利回りの高い運用をして資産を増やしておきたい。」だった。なお、母の口座でやっている分も含めた株式投資は父がゲームとして楽しんでいるという面もあることが判明した。

「いざという時に備えて」というのは、難問である。

たとえば、入院したときの必要資金をどれぐらいに見積もるかというのは、健康保険適用外の治療を受けるか否かや、入院日数に応じた差額ベッド代によってかなり大きく変動する。上をみればキリがないが、高額医療費の還付制度等もあるので、最低限のサービスを受けるためのコストは実質的な負担額は限定的である。

ある程度、現実的な多額の出費は、両親がともに長期間の要看護・要介護状態に陥ることであろう。追加的なコストを25万円/月とみて一定期間をエイヤッと決めて必要資金を算出した。一応、両親の現在の資産金額はその必要金額を上回っている。

両親に提案する資産運用の基本的な方針は、「いざという時に必要な資金は、すでに貯まっているから、これからは資産を増やすことよりも減らさないことに重点を置く」ということにした。

なお、老後の生活に必要な資金額イメージを考える上で、日本経済新聞社編の書籍「大丈夫!医療・介護・年金これで安心」(2005/4/71版1刷)を参考とした。
プロフィール

しゅうん

Author:しゅうん
・50才を超えたサラリーマン。家族はキャリアウーマンの妻、子無し。

・55才までにサラリーマンをアーリー・リタイアして、大学か大学院で人間や社会について学びたいと思っています。何を専攻するかのヒントを得るため各種の公開講座に参加するようにしています。

・アーリー・リタイアといっても、完全に仕事から引退するのではなく、週3日~4日は何らかの形で働きたいと思っています。ただし、その場合、好きなことを仕事にするようにしたいと考えています。

・アーリーリタイアの準備(資産形成、健康、生きがい、趣味等)を中心に記事をエントリーしています。

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