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為替リスクについての考え方のメモ

ぼくのポートフォリオの為替リスクを更に高める(=外貨資産割合増加)方向で考えているが、ここで頭の中を少し整理しておきたい。

1.相場観

法則①貯蓄率の低下は貿易収支のマイナス要因である。(マクロ経済学)
  ②生産性伸び率の高い国の通貨は強くなる。(田中泰輔氏)

日本では、高齢化が進むので貯蓄率は低下して、生産性の伸び率も低下する。よって10年以上の長期タームでは「円安」となる。
(しゅうんの現在の相場観。高齢化=生産性の伸びの低下と考えるのは短絡的な気もする。今後、為替相場見通しの考え方については勉強を要す。)

しかしながら、現在の水準は円キャリートレードの影響により、円は過少評価されていると思う。円金利の上昇により日本と欧米の金利差が縮小すると円キャリートレードのアンワインドが発生して「円高」局面がくる。

2.外貨買いポジションを許容する考え方

①外貨資産のリターン以上に「円高」にならなければ良い。債券ならば金利差以上に「円高」にならなければよい。長期でみれば相当の円高レベルがブレーク・イーブンポイントとなる。

②将来、早期リタイアをして世界中を旅行するつもり。将来の旅行費用は外貨建の負債と考えられ、外貨資産のうちの見合い部分はポジションはスクウェアと考えて良い。

③ぼくの退職金収入、年金収入等の将来キャツシュフローは円建てである。ぼくは現在の金融資産以上に円建資産を保有していると考えるべき。

3.ぼくの当面のアクションプラン

①ユーロ建の債券/債券投信に投資するが、為替相場が「円高」に動くのを待つ。投資予定資産は、流動性にキープする。

②毎月の積立投資(現在検討中)は、当然、為替相場によらず実行する。
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資産ポートフォリオのリスクとリターン

これまでこのブログに書いてきた通り、ぼくのこれまでの投資は、日本株、新興国株投信、米国債である。

アセットアロケーションは、2006/10末時点で、日本株53%、外国株26%、外国債券21%である。

このポートフォリオのリスクとリターンを内藤忍の資産設計塾(実践編)に出ていた以下のデータ(1970年-2004年)に基づきリスクとリターンを計算してみた。(計算方法は、山崎元著「お金がふえるシンプルな考え方」の巻末の補足解説を参照した。)

 

リターン

標準偏差

日本株

9.9%

24.2%

日本債券

6.9%

5.2%

外国株

9.0%

19.3%

外国債券

4.1%

13.0%


 

日本株

日本債券

外国株

外国債券

日本株

1.00

0.12

0.29

-0.07

日本債券

0.12

1.00

0.00

-0.04

外国株

0.29

0.00

1.00

0.56

外国債券

-0.07

-0.04

0.56

1.00


計算が間違ってなければ、リターンは8.5%、標準偏差が15.7%
のポートフォリオということになる。現在の無リスク金利をゼロとみて計算したシャープレシオは0.54となる。

新興国株は、期待リターン、標準偏差ともここに記載した外国株式のそれを上回っているはずだがデータがないのでやむなし。また、アセットクラス間の相関係数は、特に日本株と外国株のそれは期間によって大きく変わるようなのでどこまで信頼してよいのかわからないという問題もある。

とはいえ、いちおう結果を信頼するとして話を進める。
1年後に、資産が23%(8.5%-15.7%x2)以上減少する可能性は2.5%未満である。効用関数はどう使えば判らないが、資産の23%は現在の含み益の約2倍に相当する。自分としては含み益の存在があるので許容可能なレベルと考える。リスク許容度の判定項目に「含み益の有無」はみたことがないが、自分としてはこれでよい。

ゼロ・クーポン債投資

9月下旬に中国、インド、ブラジルの投信を購入してから、新興国の株式投信に対する投資比率が高すぎる気がして不安になった。日本株、中国株、インド株、ブラジル株との相関係数が低そうな資産として米国債を考えた。

手数料を取られる投信にするより、債券を自分で買う方が得かと思ったので米国債を購入することにした。クーポンをもらって税金を取られてもつまらないのでゼロ・クーポン債とした。ぼくは遅くとも55歳には退職したいと思っているので、最も資金が不足するはずの55歳-59歳に毎年、満期が到来するように5銘柄を購入した。円相場が120円近くて不満だったが、長期投資なので、満期までの利息を考えれば大丈夫と自分に言い聞かせ購入に踏み切った。10月中旬のことであった。

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新興国株式投信の購入

ぼくは、かねてより経済成長率の高い国の株式インデックスに対して投資すれば、その国の経済成長を投資の成果として取り込めると考えていた。

取引のある銀行でHSBCインドオープン、HSBCチャイナオープンを扱っていたので、2005/4頃に説明を聞きに行った。それぞれの国の株式のベンチマークはあるのか、とか基本的な質問に対して担当者は答えられないし、当時、当該投信を取扱を始めたばかりの銀行の担当者は、リスクの高い投信を銀行で売ることに過剰反応してネガティブな側面ばかり強調していた。ぼくは購入の決断ができないうちに、職場で人減らしがあり頻繁に休日出勤を強いられるほど仕事が忙しくなって、検討が立ち消えになってしまった。

2006/5に職場で増員があり、休日出勤をしなくても仕事が回るようになり、趣味や、投資の研究に十分な時間が割けるようになってきた。「投資の木の育て方」(木下晃伸著、ランダムハウス講談社、20063/09/06第1刷発行)という本を、題名にひかれて読んでみた。

この本の著者は、最もお金を使う世代(米国45歳-49歳、日本40歳-44歳)の人口が増加すると株価が上昇するという過去のパターンを法則とみなしている。日本の40歳-44歳人口は団塊の世代の高齢化により1991年にピークをつけ、2002年にボトムとなるまで減少してその後は増加に転じ、2015年までは増加を続ける。よって日本株は有望、BRICSについては、ロシア以外は今後40-44歳人口が増加するので有望とのことであった。

この本にあと押しされて、2006年の9月下旬にHSBCチャイナオープン(販売手数料3%、信託報酬1.890%)、HSBCインドオープン(販売手数料3%、信託報酬2.100%)、HSBCブラジルオープン(販売手数料3%、信託報酬1.995%)の購入を決断し、前回と同じ銀行へゆき3つの投信にそれぞれ同額の購入の申し込みを行った。考え方としては、5年-10年単位で持てば、仮に2つの投信が半分になってもどれか1つが2倍になればイーブン。90年代後半のアジア通貨危機のような事態があれば3つとも短期的に大きなロスになる可能性はあるが、3カ国とも長期的に低迷する可能性は低いだろうという割り切り。また、新興国の株式市場は、市場の効率性が低いことが想定され、アクティブファンドに投資するのも良いという考え。すでに保有している日本株ポートフォリオとの相関が、米国株等と比べて低いと直観的に思えること。

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生命保険の見直し(1)

よく、フィナンシャル・プランナーの方がウェブサイト等で保険の見直しを勧めている。ぼくもやってみようと思った。

【以下、具体的な商品条件についての記載がありますが、ぼくは保険について素人であり、かつ、不注意で事実関係を相違して記載している可能性があります。各保険の条件の確認はご自身で行った上で各自ご判断下さい。】

ぼくが入っているのは日本生命のロングランという保険で、死亡保険が55歳まで20百万円、55歳以降2.1百万円、入院日額5千円というもので、保険料は月額8,890円というもの。1985年に加入しており、当時の資料には積立配当金累計が55歳2.31百万円、65歳5.11百万円とある。

ぼくは、子供がおらず妻は仕事を持っているので、死亡保険金は不要である。よってこの保険を解約して医療保険に入ろうと思ったが、残っていた配当金が魅力だったので日本生命の営業の人に確認してみた。そしたら積立配当金は当時の予想に過ぎず現在残は約0.3百万円しかないことが判った。この保険の死亡保険金を10百万円に引き下げれば月額5.8千円程度に保険料は下げられることも判った。ぼくは、ウエブサイトで外資系生保の医療保険のバンフレットを取り寄せて比較してみることにした。

なお、ぼくは会社でBグループ保険で生命保険金15百万円(月額保険料3750円)、医療保険入院保険金8000円(月額保険料3056円)、
ガン保険、合計3口保障内容不詳、(もしかしたらガン以外もカバーしている?月額保険料4070円)に別途加入している。

ぼくの保険加入における前提条件は、年齢は満48歳、高血圧につき毎日薬をのんでいる、中性脂肪が基準超である。(そもそも新たに保険に入れるのだろうか?)、ガン保険には別途入っている。基本方針は、①死亡保険金不要、②入院するならば個室に入りたい、③健康保険外の先端治療も視野に入れておきたい、④短期の入院は費用は貯金でカバーする、といったところ。

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はじめの一歩、ぼくの投資事始め

投資プログを始めることにした。投資の研究と実践を継続して行うためにはブログを書くことが役立つように思える。

ぼくが投資を本格的に始めたのは2005年7月からである。当時は、景気が本格的に回復しているという実感があった。日本経済はバブル崩壊後の長期的な低迷から脱したのではないかと思っていたのでそろそろ株式投資でも始めようかな?と思いながらどの銘柄を選べばよいか判らないのでとりあえず日経225のETFを最低単位買った後は、ぐずぐずしていた。

そこで出会ったのが、井手正介、高橋文郎著「証券分析入門」(日本経済新聞社)という本である。この本の第17章に「グレアムの投資法則の日本株への応用」の章があり2005年3月時点の割安株のリストがついていた。なんたってグレアムは、あの偉大なる投資家バフェットの投資の師匠であるので信頼性が高い。リストの安全性基準をみるとかなり堅い基準になっているので短期間のうちに株券が紙切れになることはなさそうである。

この本の割安株のリストの銘柄を片っ端からヤフーファイナンスで検索して事業内容、決算状況、2005/3月以降の値動きをチェックして複数銘柄を選んで購入した。この中には、それまで全く知らなかった会社も含まれていたが、グレアムの割安度と安全性の基準で選択されていた母集団の中から選んだことと、事業内容と決算状況の最低限のチェックをしていたので不安は感じなかった。

株に投資すべき時期だと思っており、買いたくて仕方がなかった時だったのでこの本をきっかけに弾けてしまったというのが実情か?

この時に投資したポートフォリオのパフォーマンスについては、後日に記載します。

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プロフィール

しゅうん

Author:しゅうん
・50才を超えたサラリーマン。家族はキャリアウーマンの妻、子無し。

・55才までにサラリーマンをアーリー・リタイアして、大学か大学院で人間や社会について学びたいと思っています。何を専攻するかのヒントを得るため各種の公開講座に参加するようにしています。

・アーリー・リタイアといっても、完全に仕事から引退するのではなく、週3日~4日は何らかの形で働きたいと思っています。ただし、その場合、好きなことを仕事にするようにしたいと考えています。

・アーリーリタイアの準備(資産形成、健康、生きがい、趣味等)を中心に記事をエントリーしています。

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